お問い合わせとサイトマップ
中山桜甫の料理の世界
 
 
 
 
料理に対する考え方 

最近、番組や雑誌など色んなところでパクられている桜甫流○○、、、偶然見かけて嬉しくなってしまいます。
料理のコツ というのは何回も何回も繰り返しする中で見つけられるものが多いのですが、実は化学を使うととっても簡単に見つかるものもあるんです。

料理初心者の方でも何十年やっていらっしゃる方でも、ちょっと試してみて下さいね、へぇ〜、なるほど! が、もっともっとキッチンタイムを楽しくしてくれますから。
毎月、少しずつ情報を増やしていきますが、こんな事が知りたい、ここでよく失敗する、、、なんて事があれば、それにもお答えしますから、お気軽に投稿して下さいね。

* 最新追加 *    
そろそろ冬ですから、鍋テクで〜っす。
湯豆腐やタラ鍋の豆腐 鶏の水炊き


* 項目から検索 *
あさりやしじみの砂抜き 石焼き芋風&焼きポテト風 イカの皮むき
美味しいご飯を炊くコツ 温玉 貝の砂抜き方法
餃子の焼き方 高野豆腐の色々使い ごはんに油
しゃぶ茹で 生姜の皮むき 醤油しぼり
玉葱を切る時の涙 茶碗蒸し 天ぷらころ衣をサクサクに!
とうもろこし 鶏の唐揚げ トマトの皮の湯むき、ならぬ直火むき
肉じゃが ニンニクの皮むき 飯盒炊爨や鍋の煤
氷温、チルドルームを使って、食材の味UP!作戦!! みかんの筋取り 野菜を元気にさせる!
山芋の皮は冷凍してからむく!? わさびのツーン! の対処法

 

<湯豆腐やタラ鍋の豆腐>

湯豆腐やタラ鍋は木綿豆腐よりは絹豆腐で作るのが一般的。
つるんとしたのど越しが人気のようですが、ちょっとグラグラと煮てしまって、スが入り食感が悪くなった事ってありませんか? スが入ってしまったらポン酢やタレがしみ込んで美味しくなったぁ! なんてのも聞いた事がありませんから、ここはひとつ入らない化学を。
なんてカッコ良い事を言いながら、答えはとっても単純で、煮汁に塩分を入れるのです。
するとたんぱく質は凝固しますから、お豆腐はたんぱく質、という訳で、多少グツグツしてしまってもお豆腐にスが入らないのです。 で、もうひとつ美味しくする工夫は昆布だし
どちらのお鍋も基本は昆布のおだしで作るのですが、昆布だしに塩とくれば、昆布茶ですね。
昆布茶を湯で溶いて、更に塩少々を加えた煮汁で作って見て下さいな
美味しくって簡単すぎて病みつきになりますよ〜ん!!

 

<鶏の水炊き>

これは昨年のお教室でもご紹介しましたが、コツは鶏の下ごしらえにあるのです。
水炊きというくらいですから、水で茹でておくのでしょ? と思いがちですがいえいえい、ダメダメ。鶏を柔らかく煮ようと思ったら、本場の博多のお店ではなんと6時間もコトコト煮るんですって! 私も博多の水炊きを何軒も食べ歩きましたが、どこも鶏肉に味が残っていないのです。しかも骨がパラッと落ちて身は繊維状に崩れて、何だか出し殻状態。 何度か試行錯誤してこれは煮すぎて起きている事がわかり、更に鶏肉の味も残すためにはどうしたら良いのか、、、で、15年前に完成した桜甫流の水炊きは、鶏は鶏のコラーゲンで煮る というものです。以来、我が家では定番中の定番となり、冬のお客様はまずはこれがないと冬が来た気がしない という評判の鍋となりました。
さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、鶏のコラーゲンで煮るとは?
細胞の一つ一つの間にはコラーゲンが存在していて、長時間水で煮ているとコラーゲンが煮汁に溶け出してしまって、繊維状になってしまう。とするとコラーゲンを溶けなくさせるには どうすれば良い? 煮なければ肉質は硬いままだしぃ、、、で、考えたのがコラーゲンで煮る。
まずは鶏の手羽を40分をほど酒、生姜、ネギを加えた水で煮て、十分にコラーゲンが出たら、生姜、ネギを取り除いてぶつ切りにした鶏モモを加えて更に30分ほど煮る。 
すると肉は柔らかく、しっかりと鶏の味を残してくれたのです。で、土鍋にこの煮汁をまず入れて煮立つ前の水面がユラユラとしてきたらまずはしめじを入れて弱火にし、なるべくその温度を保ってしめじのえぐみが出ないように70度くらいの加熱をして、火が通ったら豆腐や他のきのこ、ひき肉団子などを入れ、キャベツのぶつ切りを加えて身を入れます。 
白菜は絶対にダメですよ、味が変わってしまいますからね。キャベツの方が最後まで煮汁の味が変わる事なく、美味しく召し上がれます。

ではでは、そろそろおなかも冬の準備始めましょ!

 

********************

 

<氷温、チルドルームを使って、食材の味UP!作戦!!>

その1 * 栗 *
栗や木の実は生の時は生きているのです。特にでんぷん質の多い栗は種の保存をDNAでインプットされているのか、自然の産物の本能みたいなものがあって、氷温に入れると冬が来たのかと勘違いして、凍らないように甘さをまして冬を越そうとするのです。
そう、自分自身の糖度をあげて乗り切ろうとしてくれる。
残酷な話かもしれませんが、その、冬を越そうとして甘くなった栗を常温に出して、春が来たと思わせれば、栗が一気に甘さを放出するので、私達はとっても甘い栗を頂けると、いう、、、詐欺!?
チルドから出したばっかりの栗を糖度計で計るとりんごなみだそうです。

その2 * 牡蠣 *
牡蠣だけじゃなく、しじみもあさりもそうなんですが、氷温の中に入れておくと寒いから体力を使わずに生き抜こうとうまみの元、グリコーゲンをいっぱい作って生き延びようとする、でね、申し訳ないのですがこの生き延びようとしていっぱい放出してくれた時に冷蔵庫から出して調理して、美味しく頂いてしまおうというもの。 牡蠣は生牡蠣で食べるのが一番栄養学的にも優れた食べ方なんですが、レモン汁をかけて頂くと吸収がとっても良くなります。亜鉛は実はお肌の代謝を良くして保湿効果もあるというのですから、乾燥する秋から冬にかけて、 たっぷり召し上がれ!!

その2 * 米 *
栗や牡蠣と同じように米も寒い中で何かの成分を高めるのか、、、いえいえ、お米は乾燥されたもので生きてはいないので変化がないのです。では、なんでか、、、。あのね、氷温は米の表面についたヌカの劣化がない温度なのです。
ヌカの中にはビタミンEやら体に良い成分がたくさん含まれているのですが体に良い成分というものは温度変化に弱いものが多くて、氷温でなぜか米にはストレスもかからないで熟成出来るというのです。で、まぁ、氷温熟成でどんな変化が起きているかどうかはわからないのですが、確かに同じお米で比べて見ると美味しいのです。
が、モタモタしながら夏の水道水で洗うのは意味のない事で、なぜか生ぬるい温度から炊くとあまり美味しく感じられない。ではでは、そうとなると冷たい水から一気に炊けば良いのだろうか、、、  そうだったんですね。氷温で保存しておいて、手早く洗って、冷蔵庫の中で2時間は水に浸しておく。 するとなんと言いますか、甘くて香りがよくて、柔らかいのに歯ごたえというか感触が残る。
これはこれは是非ともの3トライです!

********************

 

<余熱調理>

その1 * ジューシーなポークソテー *
豚肉はよく焼かないと、って言われているせいか、結構、焼きすぎていませんか?
生は少々気持ちが悪いのですが、豚肉に菌がいる訳ではなく、カチカチに焼いて!? 焼けて!?しまっているようですね。
味付けに砂糖やみりんをつかっていると余計に硬くなってしまいますから、美味しい余熱調理 覚えておくと便利ですよ。

茶碗蒸しをスを入れずに美味しく蒸す工夫も蒸し器の中での余熱調理だったのですが、今回はフライパンを使います。
豚肉厚みが約1cmくらいの豚肉をしっかり味付けをしたいなら調味液に漬けて、表面だけの味付けで良いなら塩、胡椒をして、フライパンをよく熱して強火で15秒焼いて焦げ目をつけ、中弱火にして約1分焼きます。裏返して肉汁が出てきたら更に1分焼いて蓋をして余熱で火を通します。ガスレンジの強さによって時間の加減が必要ですが、一度試してみて頃合をみつけて下さいね。

その2 * イカのやわらか調理法 *
エビフライやトンカツに揚げ物の王座を奪われ、鶏肉、タコに唐揚げの人気を奪われ、、、
私が子供の頃はイカフライ、イカの天ぷら、イカの唐揚げはかなりの回数で食卓に登場しました。母はいつもたくさん揚げて、ご近所に配っていたほどでしたが、最近はねぇ、登場しなくなりましたね。
嫌われている原因は硬くなってしまうから、というのと揚げている時に油がはじけてくるから、らしいので(生徒さん調べ)、その両方を解決してしまいましょう。

イカが美味しいのは中心部分が60℃加熱になること。
でもねぇ、リング揚げにしても短冊揚げ、唐揚げにしても厚みがないから難しい、、、? 
いえいえ、簡単。 好みの衣をつけて、200℃の油で7秒 これで引き上げて下さい。
余熱で中心が60℃になるんですぅ!! 7秒ですからね、油もハネて来ませんから安心して、どうぞっ!
で、揚げ物はど〜〜もという方には和え物などに使う茹でイカの調理法。
イカの足を引き抜いてワタを取り、中を洗って軟骨を抜いたら鍋に水から丸ごと入れて火にかけ、ぷっくり丸みが帯びて来た辺りが60℃です。丸ごと筒切りにして使って下さいね〜!!

********************

 

<瞬間冷凍>

まだまだ残暑が厳しいですね。外出の時には水分補給が必要ですが、ちゃんと持ち歩いていますか?
出かける前に冷凍庫に入れたスポーツドリンクが、冷えてはいるのに凍ってない。 私ね、シャリシャリと少し凍ったスポドリが好きなんですよ、だから、いつも凍らせるのだけど時間不足で凍ってくれてない、、、そんなとき、ペットボトルを上からストンと落として衝撃を与えます。
するとな〜んでかなぁ、凍ってしまうのです。 勿論、冷凍庫に長く入れた時のようなカチカチな凍り方ではありませんが、シャリッと凍ってくれるのです。これが丁度、程よい氷で、試してみて下さいね〜!!

********************


<鶏の唐揚げ>

鶏の唐揚げは中に火が通るまで揚げている肉が硬くなってしまいませんか?
味付けはお好みで良いのですが、余熱調理をします。 大体4〜5cm角に切った鶏肉を好みの味付け液に浸しておき 小麦粉や片栗粉など、好みの粉をまぶして170度で3分前後(肉の厚みによる)揚げ、天ぷらバットに取り出して、そのまま4〜5分待ってから再び3分前後揚げます。
揚げてから、3分は食べないで下さいね。ジワジワと加熱されたために中心部分はやっと火が通った状態の仕上がりになって、とってもジューシーに。
これはこれは病みつきになってしまう味わいですから、是非お試しを。

********************

 

<ごはんに油>

さてさて、気温が高いのと昨年の新米から数えると丁度1年近くになってしまうお米は 保存が悪いとツヤもなく味にもまろみがなくなってしまいますね。
そこで、炊飯する時に油を入れるのです。 3合で小さじ1/2くらいかな? どんな油でも良いのですが、米油が一番良いですね、だって、米油はお米のヌカから 絞りだしている油ですから、違和感なく仕上がります。 食欲のない季節ですから、私達のベースになっているご飯食、新米の季節になるまで 美味しく頂きましょうね〜!!

********************

 

<ニンニクの皮むき>

春から夏にかけての新ニンニクの皮は薄くてむきにくい、ですね?
ゴム手袋を使いましょう。手袋のゴムの摩擦で面白いほどスルスルとむけますよ。
摩擦力を考えると、この分厚いゴム手袋は色々なものに応用出来るもので、 例えば、空きにくい瓶の蓋を開けたい時、すり鉢を左手で支える時、 フローリングの床の念入りモップかけなどなど。 手にフィットする薄手のゴム手袋のタイプなら、泡だて器を使いなれていない人が ホイップやメレンゲを作る時、手の力がプロに近くなりますから疲れも半減。
家族のお出かけでおむすびをたくさん作りたい時もエンボス加工の手袋よりも フィット感があり、熱の遮断力もありますね。
チャーハンでフライパンを煽る時も手の疲れが少なくなります。 調理から離れますが、この薄手の手袋は厚手のものよりも 洋服のホコリを一瞬に取ってくれましぃ、、、100均ショップ様々! 我が家ではこの程度の重宝さですがまだまだ、使いこなせそうです。
また、思いついたら追記しますが、思いついたら教えて下さいね〜!!

********************


 

<茶碗蒸し>

なんと私は茶碗蒸しが大好きで、お店のメニューに茶碗蒸しがあれば必ず頼むタイプ。おうちにいても、なんか美味しいもの食べたいなぁ、、、と思ったら、ついつい茶碗蒸し。
料亭風にお出し4:卵1が熱々で食べる時、暑い季節にはお出し3.5:卵1で冷やし茶碗蒸しがいい。 で、この茶碗蒸し、『す』が入ってしまっては台無しですね。 そこで余熱調理をします。 沸騰して湯気が十分に出た蒸し器に茶碗蒸しを並べ強火で1分間、弱火にして4分加熱して火を止めてそのままおいておきます。
食べごろの60度くらいに冷めたら、完全に中まで火が通って、しかもフルンフルンと柔らかくって、口の中ではかなげに溶けていく、、、思わず、うまいっ! ってね!!

********************

 

<とうもろこし>

とうもろこしの美味しい季節となりました。 私は夏の女ではないのに、夏には大好物が出揃ってくるので、食欲がなくなるなんて事がなく、もりもり、バクバク食べてしまう。 通常、夏太りというのはジュースやアイスクリームなどの糖分と脂分の摂り過ぎでなるのですが私は単純に食べすぎ、全体的な量が多くて太ってしまうみたいですね。
とうもろこしはヒゲが褐色に縮れてたくさんあるもの、ぷっくりと全体が膨らんでいて、皮の先端が乾いていないもの、見た目よりも重いものを選ぶとハズレがないでしょう。
たくさんを加熱する時は皮をむいて鍋に入れて、水をたっぷりと注いで沸騰してから3分間茹でます。で、すぐに引き上げたら、気圧に負けてとうもろこしが凹んでしまいますから、そのまま冷まします。で、食べごろ温度になったら引き上げて塩をお好みでふって召し上がれ!
30分も茹でる人もいるみたいですが、ダメダメ、3分で余熱でエコエコ、ニコニコ!!で、で、でね、1〜3本ならレンジが便利! 
皮を4〜5枚残して
、ヒゲもつけたままラップに包みレンジで1本につき約3〜4分かけます。これもすぐにラップを外さずに余熱調理します。
ヒゲと皮が一気にキレイにむけますから、手要らずが楽しくなりますよ。で、で、で、私はこれをまず1本食べて、翌日はバター醤油を塗りながら温め焼きをしたりして太るわね〜、、、でも、美味しいんだもの!!

********************

 

<肉じゃが>

おふくろの味の代表格、肉じゃがで〜っす! ホクホク派、つゆダク派に分かれるようですが私はなんといってもホクホク派!! 煮汁がなくなって来て煮上がり!ってのが私流だから深鍋でじっくりと煮込んだりはしない。水分の蒸発が早くなるように『菜多パン』(桜甫開発のオリジナルフライパン)を使うのが一番良いのだけど、まだお手元にない方は中華フライパンでいつもの味付けよりもやや薄めで煮てみて下さいな。水分が早くなくなって、深鍋だと返してあおってをしてホクホクとさせるのですが、ササッと混ぜるだけで見た目もホクホクに。
ポイントは終始強火で煮ること。水分が早く抜けて煮汁が濃くなって、短時間仕上げなのに肉じゃがの表面にしっかりと味がついている、、、一口食べれば、森進一の歌が聞こえてきそう、、、 おふくろさんよ〜♪、おふくろさん、、ってね。

 

<貝の砂抜き方法>

雑誌や番組でかなり語って来ましたから、もうとっくの昔にこのコーナーでご紹介したと思っていたのですが、まだでしたね。 アサリ、シジミ、はまぐりは共通の抜き方をします。
まず、1リットルの水に10〜18gの塩を溶かします。10gは海水よりやや薄い塩味ですからお味噌汁の味噌や味付けに醤油といったように塩っぱい味付けをする場合は10g〜12g程度で抜き、潮汁、パスタ、ニンニクバター炒めなど濃い味付けにしない時は15g〜18gで抜いています。 流水で貝の表面を洗ってザルに入れ、ザルごと入るボウルに予め作った塩水を入れて、貝の量の9割が漬かる程度を目安水に量を減らし、キッチンペーパーをかぶせて冷蔵庫で出来れば2〜3時間は置きます。

--- 素朴な疑問 ---

Q. なんでザル?
  A. ザルの下に貝が吐いた砂がたまりますので再び吸いこむことがありません。
Q. シジミも塩水?
  A. そうなんです。水で抜いている方も多いと思いますが、是非、一度塩水で抜いてみて下さい。お味噌汁に入れたしじみの味がぐんと旨みが増して美味しくなるんです。
Q. 貝の保存法は?
  A. 数日間なら上記、砂抜きの状態で大丈夫。1週間持たせたいなら砂抜きをしてからチルドルームへ。 貝が寒くて生き延びようとグリコーゲンをたくさん自分の中に生み出しますから、味が美味しくなっています。
もっともたせたいなら、砂抜き後、ジッパー付きの袋に入れて空気をしっかり抜いて、冷凍庫へ。貝は死んでしまいますが、味は保てます。
Q. なんでキッチンペーパー?
  A. 貝が元気よく水を吐きますので、キッチンペーパーを被せておかないと冷蔵庫内が水浸しなってしまいます。 なんと経験者は語る、、、です。
Q. 焼きハマグリを上手に作る方法は?
  A. @ 桑名や千葉の名産の串にさして焼いてあるもの
サッと加熱して殻から外して串に刺して甘ダレ(砂糖、醤油、みりん)で焼きます。 または少々タレを薄めて煮て殻から外して串にさして、軽く焼きます。
焼き上げてタレを煮詰めたものを上に塗ると、、、美味しいですね〜^^; 
    A 殻ごと焼く方法
1つ1つホイルで包んで焼き網の上に置き、大きさにもよりますが2分半〜3分焼いて火から外し、ホイルのまま約30秒おきます。 余熱でふっくらと焼き上がりになりますよ〜、どちらもお試しを。
********************

 

<野菜を元気にさせる!>

どうしても使い残してしまうとしんなりとなったり、元気がなくなってしまう野菜達。
切り口を作って水につけておけば、シャキシャキになる野菜もありますが、単純に水分が 増えただけのことで、味が悪いですよね?化学の力を借りましょう!!

@@ ちょっとしんなり @@
 

小松菜、ほうれん草、セリなどの葉物はすぐにしんなりしてしまいますね。 買って来たらまず、根を少しだけ落として、ほんのり甘い程度に水に味をつけ、根を浸して花と同様に縦にしておきます。砂糖を加えることで水分を吸収しやすくなるので、元気が回復。

@@ かなり元気がない @@
 

こうなると水分さえも吸いあてくれないので、ペクチンの勘違いを使います。 温めるんです!! 大体、50度くらいが良いでしょう。お風呂よりも熱い温度です。
「野菜が煮えてしまうのでは?」 いえいえ、野菜の表面のペクチンが変化すれば良いのでサッと薄いものは1分半、太めのものは2分漬けるだけなんです。 温められてゆるんだペクチンはすぐに硬くなりますから、パリッとシャキッとなるわけね。

  Ex :

レタス、サニーレタス、ロメインレタス、サラダ菜、キャベツ(結球ものは芯をくりぬいてから)、春菊、ほうれん草、水菜、セリ、使いかけの長ネギ、ウド、セロリ、ごぼう、人参など。
あっ、茄子はへたを取ってから、イチゴはまんま、トマトもそのまま(パリッとはなりませんが表面の皮が元気になります。)
で、この方法の優れている所は悪くなってからでも使えますが、買って来て先にしておくとしない時よりも数日長く元気が保てるのです。 ごぼうや人参、セロリのように長くて太い野菜はボウルに入る長さに切ってから漬けますが、試してみて下さいね〜!!

 

<あさりやしじみの砂抜き>

アサリは海水程度の塩水で砂を抜く、これはすでに皆さんご存知のはず。ではシジミは?真水と思っていませんか?正解は塩水なんです。真水で抜くと貝の持ち味が損なわれてしまいますから要注意!美味しいお味噌汁を飲みたいなら必ず塩水でね!で、その方法ですが、アサリでもシジミでもまずは貝を冷蔵庫に入る大きさのザルに入れて流し水でサッと洗います。海水程度の塩水をザルが入る大きさの器に入れてザルごと貝を漬け込みます。
  海水の量は貝にやっと水がかかる程度、料理用語ではひたひたの量にして、キッチンペーパーをボウルの上にかぶせて冷蔵庫の中に。貝たちが住んでいた水温が冷蔵庫くらいですから勢いよく水を吐き出します→つまり砂を吐く。勢いが良いのでキッチンペーパーを忘れずに。忘れると冷蔵庫の中が水浸しになってしまいますからね。
 水の量がなぜヒタヒタでよいのか。なぜ、ザルのままなのか。水が少ないと貝が一所懸命水を求めて入水口を延ばし、冷蔵庫の中は寒いにので生きる為のグリコーゲンを上げるので味がよくなってしまう。吐いた水の砂を再び吸い込まないようにザルに入れておいて、砂だけボウルの底にたまるようにする、、、っと!さぁ、潮干狩りの季節になりました。バケツの中にザルを入れておくと、帰路、砂を吐いてくれて自宅に着いたらすぐに調理出来ますね〜!ご近所に配っても砂抜きは喜ばれますよ!!
********************

 

<桜甫流イカの皮むき>

イカの皮は4層で出来ていて、お刺身や酢の物に使う時は外側の皮をむきますね。
塩をまぶして滑り止めにしてむくという料理本もありますが、イカの表面の皮の水気をしっかりと拭き取って、
サッと酢に浸すと皮を密着させているコラーゲンが弛んでむきやすくなるんです。
まぁ、1パイ(イカやカニは尾でもなく匹でもなくハイと数えます)だけ使う時なら、表面の水気をよく拭いて耳を外し、
耳を外すことで剥がれた皮をキッチンペーパーをかぶせて一緒につかんで引っ張ると塩よりはむきやすいのですが、
たくさんむくときには酢!
ちょっと試してみて下さいな。
********************

 

<石焼き芋風&焼きポテト風>

 イモ類はゆっくりと加熱すると甘味が増えて美味しくなるので、ゆっくりと加熱に着目。
  さつま芋やじゃが芋をキッチンペーパー2〜3枚か新聞紙で包んで全体を濡らしてラップで包んでレンジにかけるとおいしい蒸し芋の出来上がり。ラップで包まずにオーブンペーパーで包んでオーブンで竹串がすっと通るまで焼くと焼き芋、焼きポテト風。オーブントースターならオーブンぺーパーじゃなくてアルミホイルを2重に巻いて。どれもこれも美味しくって、発見した時には病みつきになるほどでした。
 ポイントは濡らしたキッチンペーパーですからね!!
********************

 

<桜甫流美味しいご飯を炊くコツ>

まず、ご飯は乾燥しているもの ということをちゃんと認識して下さいね。乾燥しているということは洗う水が汚れていたらその水の成分を吸い込んでしまうということ。乾燥して表面についているだけの少々のヌカ成分が水が加わることで、中に吸い込まれてしまいますから洗い方ひとつで味が変わってしまうのです。 ザルにお米を入れて同じくらいの大きさのボウルに水をためます。ザルのお米にザッとまずはかけるだけ。次にボウルにザルを入れて上から蛇口で水を細く出しながら、シャンプーをする要領でシャカシャカ、シャカシャカと洗い、ザルの下に汚れた水が見えたら一気に水を捨て、同じ事を3回繰り返します。やや水の出を多くしてまたシャカシャカ軽く洗い(この時点でもう、水の濁りはかなり薄くなっています)お米にかぶるくらいになったらボウルの水を捨て、これを2〜3回、後はボウルに水をいっぱいためてザルを上下に移動させてすすぐだけ。 こうして洗ったお米は最低2時間水に漬けておきます。お料理本には色々な方法が書かれていますが、昔米穀協会のお仕事をしている時に甘味や旨み、コシ、粘りなどを機械検査しまた、実際に食べてみての結果、漬けておく事が一番となりました。


ササ、知識は貰った時から自分のもの。コツは偉大なりと言いますが、料理のコツは化学で証明出来てしまうほどで、昔の人の知恵を私達が化学で 確かにそうなのよ と証明しているようなもの。 そこに、化学を知った私達の新たなコツを加えることで、お料理がもっともっと楽しく、美味しくなるはずです。ここでご紹介する化学や昔からのコツ、何食わぬ顔して自慢してみて下さいね、
料理のプロの感覚が楽しめますよ〜!!

********************

 

<温玉>

 温泉卵というのは黄身がゼリー状になって白身は白くはなるけど固まっていない状態のもの。つまり白身は70度以上で固まり、黄味は60度前後で固まるという温度差を利用すれば簡単。消化が良いので私の朝食には必ずと言ってよいほど登場します。さて、作り方は色々ありますから、作りやすい方法を試してみるしかないのですが、その日の気温や器の厚さによっても変わりますから、2〜3回試行錯誤してみてくださいね。
その@
 水に片栗粉を大さじ山盛りで溶いてかき混ぜながらとろみをつけて室温に戻した卵を入れ、蓋をして15分おく。
そのA
 コーヒーメーカーのコーヒー受け部分に室温に戻してよく洗った卵を入れ、この卵かかぶるくらいの水を水差しに入れてお湯にして落とします。コーヒーの飲みごろ温度は大体が70度ですから、気温の高い日は卵の方にも1cmほど水を張っておくと良いでしょう。目安の時間は15分ですが、機種によって違いますから何度かチャレンジを。
そのB
 蓋の出来るやや厚めの小鍋に卵がかぶるくらいの水を入れて火にかけます。鍋肌に小さい気泡が出来て次第に離れ始めたら、冷蔵庫に入れておいた卵4つをお玉を使って1つずつ入れ、火を止めて蓋をしてそのまま常温になるまで置いておきます。この方法は夜仕込んでおけば朝には出来上がっているので、最近私がハマっている方法です。
そのC
  カップラーメンのカップに底2cmくらい水を張って熱湯をカップの8分目あたりまで入れ、冷蔵庫から出した卵を1つ入れて蓋をして、蓋がめくれないようにその上を平なもので押さえます。独身者にはぴったりでしょうか?常温に冷めるまでおいておくと出来上がりです。
********************

 

<外はカリカリ、中はジューシー な餃子の焼き方>

冷凍餃子やシュウマイの農薬問題が起きてから、手作り派がドンと増えたとの事。良いことです、良いことです、手作り、安心、安全→食育!!
という訳で折角作った餃子を美味しく焼きたいですよね?まずは油を熱したフライパンに一度火を止めてから餃子を並べ入れてから再度火にかけます。フライパンと接している面に美味しそうな焦げ色がついたら、お湯を餃子の半分くらいまで注ぎ入れ、蓋をして水が少なくなってきてピチピチ音を立て始めたら、蓋を開けてサラダ油かごま油を一筋回し入れて、水分がなくなるまで加熱します。と、餃子の皮についていた粉でちゃんと羽も出来るはず!!これはテフロン加工のフライパンでの焼き方ですが、試して見て下さいね!最後に入れた油が加熱温度を200度以上にしてくれることで、皮がカリカリっとした羽を  つけ、中身はお湯で蒸されてジューシーなんですよ〜!!
********************

 

<桜甫流高野豆腐の色々使い>

高野豆腐の戻し方によって、料理が面白くなりますよ〜!!
煮含める時 大体60度〜70度で戻して水気を切って煮込むのですが、歯の悪い方や煮込む時間が短縮したい時には
やや高い温度70〜75度のお湯で戻します。

最近の高野豆腐は冷凍と解凍を繰り返して作ったものではなく化学的に豆腐用凝固剤と膨柔剤としての重曹で作られたもの。塩分が入っている中では凝固剤は溶けませんが普通のお湯の中では溶け出し、柔らかく戻るのですが、温度が高いと溶け出す量も多くなって柔らかく戻るのです。だから、塩分や糖分の入った煮汁で煮込んでも型崩れはあまりなく、長く煮ると柔らかく仕上がる、、、のです。

温度が高いと柔らかくなる? をヒントに思いついたのが、何も入ってない普通のお湯で煮込んでしまったらどうなるの?
ふふふ、、、な〜んとお豆腐になるのですぅ!! 1つ2つ残った高野豆腐を戻して煮るのはちょいと面倒だなぁ、、、と感じている私は、お湯で煮込んで湯豆腐のようにして食べてしまします。高野豆腐のメーカーによっては、溶け出すのが多くてまるで豆乳の中で煮ている豆腐のように戻ることもあるんですよ。

ってことは?小さく砕くか戻してご飯と一緒に炊いてしまいました、、、想像通り、高野豆腐は跡形もなく消えてふんわり美味しいご飯が炊き上がっていました。不思議な不思議な高野豆腐。

凍らせて作る? そうです、高野豆腐は偶然に出来た食材です。 豆腐を冬屋外に出していたら凍ってしまって、翌日の太陽の光で凍った水分が溶け出して、夜になったら残っていた水分がまた凍って、翌日の太陽の光で、、、を繰り返して出来た気泡のようなものを含んだ物体。何度も繰り返すから小さなキメに仕上がるのですが、家庭の冷凍庫でも作れます。家庭の冷蔵庫は外気よりも温度が低いので一気に凍ってしまうため、それを解凍すると一気にたくさんの水分が流れてしまいます。

が、その一気が現代風好みの食感に。高野豆腐のようにパサパサせずにまるで湯葉を集めたような感触の高野豆腐風の出来上がり。
普通の高野豆腐と同じような味付けで煮ると、なんともはんなりとして、料亭の味!? って感じの一品に。料亭っぽくなるなら、いっそのことエビやら南瓜も一緒に煮合せてついでにオクラか山椒、冬なら柚子なんかを添えてみましょうか!

********************

 

<桜甫流しゃぶ茹で>

ほうれん草や小松菜などを茹でる時にたっぷりのお湯で根っこから、塩水で茹でる というのが従来のやり方。
でも、1束を一気に茹でられるほど大きな鍋は、あまり都会の家庭用キッチンでは見かけません。
なぜ、たっぷりのお湯が必要か
 ほうれん草を入れた後のお湯の温度の回復に時間がかかるとシャキッと仕上がらない

なぜ、塩水か
 水だけだと沸点が100度をちょっと切った温度、水だけよりも塩をいれるだけで分子量が上がり、100度よりも少し高い温度になります。 また、塩が色止めの効果もあって、早く温度が回復し、色止めの効果が出る、、っと!
色をよくするのとシャキシャキ感 に着眼してのコツならば、ハイ、化学の出番!

@普通の鍋でも良いのです、入れるほうれん草を1茎か2茎ずつ入れます。

Aしゃぶしゃぶの要領で入れたほうれん草を泳がせて、お湯が再び沸騰してきたら引き上げて
  冷水に取ります。これを何度か繰り返します。

B塩同様に分子量を上げるのに砂糖があります。 例えば、ほうれん草のおひたしの時には塩、
 胡麻和えなどのように甘い味付けにするなら砂糖でも良いのです。
 また、サラダにする時は塩と油を小さじ1/2ほど加えます。油は200度以上になりますから
 お湯の中でも高温効果が発揮されます。
********************

 

<生姜の皮むき>

 生姜の皮もむいちゃダメ! でもぉ〜、土の中にいたんだからやだぁ〜、、、って人にお勧めなのがこれまたスプーンでこそげること。力を入れすぎないでいると栄養のある外側部分をしっかり残したまま薄皮だけがむけますから、これも是非是非!!
********************

 

<桜甫流 醤油しぼり>

桜甫流しゃぶ茹でをした後、葉ものは根を同じ方向にまとめて上にして、上からギュギュっと水気を 軽く絞ります。一度絞った後で根を上に向けたままお醤油を根に回りかけます。下の葉の部分から お醤油が垂れてきたら、根の方から硬く絞ります。

な〜んでか?  私達は子供の頃から旨み成分とお醤油をメインとした味で育っています。
お醤油の味は美味しいと感じやすい香りや味でもあるのですが、一番に醸造されているということ。
調味料の中でもアミノ酸=旨みが多いのです。醤油絞りをする事で野菜全体に旨みがくっつくので お浸し、胡麻和え、サラダなどなんでも応用出来る下味が付けられるのです。

*ついでに! ワンランクアップの切り方
 小松菜、ほうれん草は葉の部分が広いので、お浸し、胡麻和え、サラダなどに使うために4〜5cm長さに切るだけでは
 葉の所に味が回りません。そこで、切り分ける前に葉の部分に縦の切れ目を入れます。
 すると茎と同じように細長くなりますから、味付けが十分に出来て美味しさが満遍ない、っと!!
********************

 

<桜甫流玉葱を切る時の涙>

細かく薄く切りたいと思えば思うほど、出て来る涙。電子レンジにサッとかけてからみじん切りや千切りにすると涙が出にくい とも言われていますが、確かに目を刺激する硫化アリルは過熱する事で揮発してしまう成分。涙は出なくなりますが、玉葱が何とくっついて栄養を発揮するのか、、、体内でのことはなかなか解明されてはいませんが、味が変わってしまうことは事実。炒め物や煮込みに使う時は良いのですが、サラダや和え物ではレンジはちょっと、ね。
そういえば、もっと昔は玉葱を凍らせるとか端っこを口にくわえて切るとかゴーグルをかけて、、、なんてのもありましたっけ!?
でも一番美味しく作るにはまず包丁が良く切れれば良いのです。良く切れる包丁でまっすぐ上から切るのではなく、斜め上から包丁の切れ味を一番出せる角度で切るのです。玉葱だけじゃなく、どの食材にもいえる事なのですが包丁を真上から下ろして切ると細胞を壊しながら切ることになり、素材の味が損なわれるだけじゃなく玉葱のように涙になる成分をブチっと壊して揮発させてしまうのです。 良く切れる包丁!!
料理を美味しく仕上げたいなら、絶対に包丁は切れないとダメですよ。中には力で切る人も多いようですが、味が本当に変わってしまいます。 お教室の生徒さんも包丁の持ち方、切り方をお教えして 随分と上達されますから、包丁を研ぎましょう。手が汚れたり、面倒だしぃ、難しいしぃ、、、ですが、慣れれば簡単です。
しかも砥石がなんと100円ショップでも売られている時代になりました。電動シャープナーでも良いのですが、角度が急なものはすぐに切れ味を高めていますが、日本の料理は洋食と違ってとっても繊細な料理もあります。味付けも食材の味に重きを置きます。
涙が出ない、、、一番の方法、しかも料理が上達しますから、是非、砥ぎましょうね!!
********************

 

<天ぷらころ衣をサクサクに!>

山菜が出回って来て、ゴールデンウィークには山へハイキング、なんてこともあるでしょ?美味しそうな山菜を見つけたら、手っ取り早い方法が天ぷらですね!サクサクの衣にする方法はいくつかあります。
@ 一般的な天ぷら衣 卵1個+冷水=1カップ 小麦粉1カップ 揚げる直前に混ぜて下さい。 ダマがあっても、良いのです。
A @でサクサクにならなかった、もしくは揚げたてを食べられない時   重曹かベーキングパウダーを少量入れましょう!時間が経ってもカリっとしているはず。
B @もAもダメなら、サラダ油かマヨネーズを大さじ2を@に加えます。 衣の水分と揚げ油の油の入れ代わりが早くなるのでカリカリに。
※@ABもべちゃべちゃになってしまったなら、それは揚げ方に問題あり。通常、天ぷらを揚げる時には油の表面積の1/3しか入れてはいけません。
入れすぎると温度が下がってしまって、復帰に時間がかかるからです。復帰に時間がかかるということは衣の中の水分を蒸発させるのに時間がかかるのでべちゃべちゃ〜っと。
また、衣を何度も練ってはいませんか?グルテンが出てきてはネバネバですよ。
天ぷら鍋の近くに衣を置いていませんか?熱でグルテンが出やすくなります。
揚げ方が足りないのでは?通常、どんな揚げ物でも揚げている時に泡が出てきますよね?最初は大きな泡がぶくぶくと出てきますが、揚がってくると大小の泡になってきます。やがて小さい泡が放射状に走りはじめますね?シュワシュワって感じで、それが揚がった目安です。
********************

 

<桜甫流 トマトの皮の湯むき、ならぬ直火むき>

トマトの皮は通常、トマトに包丁で切り口をつけて湯に入れ、転がしてツルっとむくのですが、なんでそんな 面倒なことを? 皮の真下にあるペクチンが加熱することでほぐれ実からはなれやすくなるのです。
 とすると? 皮を加熱すれば良い ってことになりますね。桜甫流はヘタの部分にフォークをさしてガス火に 直にかざします。するとピキピキとヒビが入ってきますから、サラダに使う時は冷水に取り、加熱調理に使う時はそのまま皮をむきます。 これは、カラーピーマンにも応用出来ますが、トマトよりも少し時間がかかりますので
フォークが熱くなってやけどをしないように、予め乾いたタオルなどで手に温度が伝わらないようにご注意くださいね。
********************

 

<飯盒炊爨や鍋の煤>

 春は連休もあり、アウトドアの始まりの季節でもありますね。薪で炊いたり、煮込んだりすると煤だらけで洗剤を使ってもこれがまた取りにくくて、手が真っ黒になってしまった事ってありませんか?庭にバーベキューコンロを作っていた私にはこの煤、化学的にやっつけるしかありませんでした。
 だって、100人分の鍋と40人分の鍋×2が毎年、芋煮会(創立記念パーティ)で必要だったのですから。化学的、なんて言っても簡単なこと。火にかける前に鍋底、側面に台所用中性洗剤を塗っておくだけなんです。ただそれだけで後は普通にいつも通り使うのです。
 鍋を洗う時水流しするだけでサッと煤が取れてしまいます。煤取りに苦労した人ほど狐につままれたような感覚になりますよ〜!!
********************

 

<みかんの筋取り>

 私はね、栄養士ですからみかんの白い綿筋がちっとも気にならず、逆に免疫力ア〜ッップ!なんて思ってそのまんま美味しく食べてしまうのですが、中にはどうしても気になって、キレイにツルンツルンに取りたいと。なんと50歳後半以上の年配者に多いのですが、ならばとレンジに軽くかけてむいてみて下さいね。ツルンと外皮と一緒にむけてしまいますよ〜!
 みかんの大きさによって時間が変わりますから何度か試されて、レンジの癖を読み取って下さいね。かけすぎても大丈夫。ホットなみかんも以外と美味しいし、皮をむいて冷蔵庫に入れておくとそれなりの味。
********************

 

<山芋の皮は冷凍してからむく!?>

野菜たちの多くは皮に栄養があるとわかっていても山芋は皮ごとはちょっとね。でも包丁で皮をむくとかなりもったいない。そこで、すぐに使う時はスプーンでこそげるようにむきます。これって以外と薄くむけるんですよ。
使い残したり、後でという時はまずは冷凍。使う前に冷凍庫から出して表面だけが解凍されて来たら、一番外側の皮だけがペリっとはがれます。山芋は冷凍のまま摩り下ろせは、雪のように積もっていますがお箸でかき混ぜると粘りもちゃんと蘇って来て、味にも変化なし。
これがまた残ったら摩ったものはジップロックのようにジッパー付き袋に入れて空気を抜いて閉めて冷凍すればそのまま使えますし、摩らなかったものはラップに包んで再冷凍。歯ごたえを楽しむ料理には使えませんが摩り下ろして使う料理ならぴったりの保存法です。山芋は腐りやすいですから、覚えておいて下さいね〜!!
********************

 

<わさびのツーン! の対処法>

わさびがぐんぐん成長する季節になって、葉わさび、花わさびと店先に並んで来ましたね。 わさびと言って普通に食べている所は根?茎? 答えは根茎、、、ずるいですねぇ、、、正確に言うと茎のはずですが、葉や花の茎があるので、根茎と区別しているようで、根茎に生えたヒゲ根も捨てずに練りわさびなどの原料になっているのですって!
じゃぁまぁ、少しわさびのお勉強をしましょう!奈良時代から自生わさびとして文献に登場してきますが、1600年頃、静岡県有東木(現在の静岡市)の村人が栽培をしたのが始まりとされ、徳川家康が駿府城に入城した際に献上し、お気に入りとなり門外不出になったそうですがわさびの葉の形が徳川家の家紋の葵に似ているために保護されたよいう説もあります。なのになんで伊豆もわさびで有名なのか?1744年、伊豆天城の板垣勘四郎が有東木に椎茸の栽培を教えに行き、お礼に持たされたお弁当箱にわさびの苗が入っていたと、それを天城山で育てたから、、、なんて説が残っています。
わさびの辛さは揮発性のアリルイソチオシアネート。根や葉の細胞にシニグリンという成分が含まれていて、摩り下ろすことで細胞が壊れてミロシナーゼという酵素が働いて分解されアリルイソチオシアネートになります。わさびをおろすときは下ではなく、葉が付いている上の方から出来ればサメおろし器で円を描きながらおろすのが良いのですが、どうしても金おろししかない場合はおろしてすぐに別の容器に。葉に近い方が辛味が強くて香りも良いですから、覚えておいて下さいね。わさびはキレイな沢でしかも水質を選び、収穫できるまで3〜4年ほどかかってしまうので、高価になってしまうのですが、寿司と共に普及したように殺菌力が強いため、お刺身には欠かせませんね。
さぁ、ツーンの対処法!食べてすぐに来たぁ!!!と思ったら、上唇をかんで鼻から大きく息を吸う!というのが一番のようで、辛味成分のアリルイソチオシアネートは揮発性ですから勢いよく息をする事で飛びやすいと 研究者曰く。息を吸うよりも吐く方が成分が対外に出て効果がありそうな気がするのは私だけでしょうか?皆さん、試してみてご報告下さいね〜^^;
********************
 
(c) 2008 Ohho Nakayama All rights reserved.
中山桜甫事務所 (めだかの学校)
〒112-0004 東京都文京区後楽1-4-11 コートレジデントタワー2002号