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<大根のホタテ缶煮>

大根のホタテ缶煮
▲大根のホタテ缶煮
ホタテの水煮缶は最近では実家のスーパーでも売られるようになりましたが東京に出てきた頃の私は缶詰といえばフルーツ缶(特に白桃が大好物でした)、サバ缶、ツナ缶、牛肉の大和煮缶が日常的なもので、ホタテの水煮なんて何に使うのだろうこのまま食べて美味しいものなのか という迷いもあって、まだまだ手が出ませんでした。
 結婚してモトダンに内緒で板前修業に行ったくらいですから、料理のレパートリーがなくツナサラダみたいに使ってみようと初めて購入。 うまい!缶汁1滴まで使いたくなるほど美味しくって、それから病み付きになってしまってホタテ缶は今でも食材庫に常に2〜3個常備するようになって、、、で、料理研究家になって初めて雑誌に発表したのがホタテと大根の千切りサラダ!爆発的な人気になって25年以上。今では時々、誰かの得意料理のように紹介されていますけどね。
 で、寒い冬にサラダよりはと考えたのが、あの強い旨みをそのまま使った大根煮。乱切りよりも長めに切るのを ナタ切り というのですが、こうすると早く火が通るのです。昆布茶を少し加えてホタテの缶汁と塩と控え目の胡椒を入れて大根を約10分ほど煮、そのまま蓋をしておいて余熱調理。食べる直前に温めなおして、ホタテを加え、水溶き片栗粉でトロミをつけて、ニラか万能ネギを栄養のために追加。なんともはんなりとした味付けは風邪ひきさんにもお年寄りにも嬉しい、優しい仕上がり。寒い寒い土曜の夜、久しぶりに夫婦で焼酎が飲みたくなりますよ〜!!
と、そんな時には焼酎の銘柄、、、気をつけてね〜^^;

<すき焼き>

すき焼き
▲すき焼き
冬の鍋の代表格 すき焼き は、1800年代「鋤やき」と『料理早指南』に記述があるくらいに古い料理ですが使い古した鋤を火にかざして鴨や鶏肉などを加熱するという焼肉風のもの。60年ほど経って横浜開港で居住地の外人たちが牛肉を食べたがり横浜に牛鍋屋が登場、、、

 語源はいくつかありますが、この鋤やきからきたというのと、英語のSkillet(鋳物で出来たフライパン)からという説が有力でしょうか。
 家庭ごとに作り方、具の親しみはあると思いますが、私は関西人なのに砂糖と醤油で炒めるすき焼きは甘すぎてあまり好きではなく、割り下でグツグツ煮込んだ方が鋤、いえ好き!
 黒毛和牛が美味しいに決まっていますが、輸入牛でも使う前に牛乳(塩少々)に浸しておくか、オイルマリネするかしておくと和牛ほどではありませんが、美味しく召上れます。
 鍋の良い所はやっぱり皆で会話をしながらライブで仕上がりを食べられること。子供の頃は牛脂が大好きで、育った豊岡という所は但馬牛の産地なので牛脂は 当時無制限で無料だったんです。 グツグツ煮込んで、濃い味がまとわりついた牛脂を兄姉に負けじと奪いあった(というよりもお鍋の中に自分のエリアを作って白菜で隠しちゃうの)思い出があります。
 私のこだわりは割り下を三温糖と三河みりんで作ること。変わってるかなぁ、、、ごぼうのささがきも加えます。そうそう実家の山では松茸が穫れるので、秋に冷凍しておいてすき焼きに入れます。でね、でね、翌日にこのすき焼きの残りを細かく刻んで生姜も加えてすき焼きコロッケにしたり、おじやと言ってご飯を少ない煮汁で煮て卵を落として食べたり、煮汁と細かく切った具で炊き込みご飯にしたり、、、と、二度も三度も美味しく食べたいからついつい多めに作っていまう、、、そうそう、すき焼きうどんも美味しいですよね、白菜をキムチに変えて、春菊をニラに変えて、、、美味しいですよね〜、、お試しを!!

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